2009年2月7日土曜日

ソフトテニスの心理学・17

試合の心理・平常心で戦う(2)

 この場合の平常心というのは、日常生活のそれではなく、試合という緊張した状況における平常心のことである。従って、これを身につけるためには、日常の練習から常に試合を想定して、試合中に近い興奮状態を経験しておくことがポイントになるだろう。
 また、自分たちが不利な状況下では、下記の点が必要になってくるので、日頃から訓練しておくこと。
  困難な状況下で混乱状態にならないための、楽観的態度の習慣化
  他者から見た自己を考える、自己客観視の能力
  意外性のある解決策を思いつく、中心転換的思考力
 ソフトテニスというスポーツは、ただ単に技術と体力だけのものではなく、勝つためには心理的な戦略が大きな比重を占めているのである。

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