2010年1月31日日曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・33

ラケット面が薄い相手の場合・2

典型例・思いがけないスピード・ボールを打たれる
 ラケット面が薄く手首を効かせて打ってくる相手は、安定性に欠けるが、ヘッド・スピードが速いのでボールにはスピードがある

2010年1月30日土曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・32

ラケット面が薄い相手の場合・1

 ラケット面が薄い選手は手首を効かせて打つことになるので、ショットの安定性に欠ける反面、ヘッド・スピードが速く強烈なボールを持っていることが多い。一定のスウィングをさせないことが崩すポイント。速いボールと遅いボールのように、2球を1セットの攻めを心がける

2010年1月29日金曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・31

相手が柔軟性に欠ける(動きが硬い)場合・4

対処法・楽な構えやタメを意識する
 柔軟性に欠けるタイプの選手は身体が硬いのかというと、必ずしもそういうわけではない。前屈のような、単純な柔軟性はあっても、動きが硬いという場合にプレイの柔軟性のなさが指摘される。その最も大きな要因は、過剰な力みや緊張といった精神的なもの。ボールを打つまでにどれだけリラックスした状態を維持できるかで、身体は硬くなったり柔軟になったりするものだから、できるだけ力を抜いた状態で構えたり、ボールを今までより引きつけることを意識してプレイするようにする

2010年1月28日木曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・30

相手が柔軟性に欠ける(動きが硬い)場合・3

攻め方・ラリー中でもツイストを多用する
 膝に柔軟性のない選手は、ストロークではダウン・スウィングになり、ロー・ボレーではラケット・ヘッドが落ちる欠点があるので、できるだけ低い打点で相手に打たせるのがコツ

2010年1月27日水曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・29

相手が柔軟性に欠ける(動きが硬い)場合・2

典型例・膝をうまく使えない
 膝の柔軟性に欠けることが多く、低いボールの処理が下手

2010年1月26日火曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・28

相手が柔軟性に欠ける(動きが硬い)場合・1

 動きが硬い相手に対しては低いボールで攻める。膝に柔軟性がないタイプの選手ならば、その低いボールの攻めで相手のミスを誘うことができるはずだ

2010年1月25日月曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・27

相手前衛の身長が低い場合・4

対処法・速い展開のゲームを心がける
 前衛が小柄なペアはロブで相手に主導権を握られると苦しくなる。そこでライジングでボールを処理する能力を高めたり、ボレー戦に持ち込んだりする、自分たちの小回りを生かしたゲームで、相手よりも先に攻めるようなプレイを心がける

2010年1月24日日曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・26

相手前衛の身長が低い場合・3

攻め方・頭上を攻めるロブ
 前衛の身長が低いということはロブが常にプレッシャーとなる。ロブを多用して、警戒心を頭上に植え付けることで、左右への対応も鈍くなる場合が多いので、ロブは絶対有利な攻めになる

2010年1月23日土曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・25

相手前衛の身長が低い場合・2

典型例・高いボールへの対処が難しい
 小柄な選手は動きが俊敏なことが多いが、どうしても高いボールで攻められると苦しくなる

2010年1月22日金曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・24

相手前衛の身長が低い場合・1

 相手前衛の身長が低い場合、やはり効果的なのは高く弾むボールやロブになる。しかし、身長の低いペアはそうした攻撃に慣れていて対処がうまい場合も多い。やはり、試合の序盤で探りを入れるショットを打つことが大切

2010年1月21日木曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・23

相手前衛のリーチが広い場合・4

対処法・壁打ちボレーで身体のさばきを覚える
 至近距離で行う壁打ちボレーは身体に近いところのボレーを上達させるために最適の練習法。ひとりでもできるので積極的に行うべきである。また、リーチが広い有理を最大限生かすために、ポーチを多用するようにする。ポーチに出て、正面に来たボールで抜かれても、ペアがそのボールをカバーしてくれるので、気にしなくても構わない

2010年1月20日水曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・22

相手前衛のリーチが広い場合・3

攻め方・ボディ・ショット
 左右に抜けないのならば、抜こうと考えず相手にミスさせることを考える。リーチの広い選手は左右への対応が的確な反面、身体に近いボールに穴を持っている場合が多い。また、身体に近いところの速いボールは、たとえボレーされたとしても1本で決まる場合は少なく、2本目のショットでチャンスを拡大することもできる。

2010年1月19日火曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・21

相手前衛のリーチが広い場合・2

典型例・ネットに出られたときパスが抜けない
 リーチが広い相手だと左右にパスを打ったとき、自分側のオープンコートが広くなり、やっと届いたボレーでエースを取られる場合が多い

2010年1月18日月曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・20

相手前衛のリーチが広い場合・1

 リーチがある相手の場合は、よりギリギリのサイドを狙うより、相手の身体の正面を狙ってみる。ミスの危険が少なく効果の上がる攻撃法である

2010年1月17日日曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・19

相手が長身プレイヤーの場合・5

対処法・最初のボレーを深く入れる
 スマッシュは得意という前提の元に
 深く入ったボレーには、相手はロブを上げて対処する場合が多い。つまり、深いボレーとスマッシュを1セットにした攻め方を取り入れるのが、長身のメリットを生かす最高の攻めとなる

2010年1月16日土曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・18

相手が長身プレイヤーの場合・4

攻め方2・あえてロブを上げる
 ファーストサーブの速い選手がボレーが下手なのと同様に、長身プレイヤーはスマッシュを打つ機会が少ないためスマッシュが下手という場合も多い。試合の序盤であれば、初めから「ロブは抜けない」と考えるのではなく、スマッシュの力を試す意味でロブを活用してみるのも一つの手段である

2010年1月15日金曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・17

相手が長身プレイヤーの場合・3

 攻め方1・足元に遅いボールでロー・ボレーをさせる
 長身プレイヤーはえてして足元のボールに弱いもの。とにかく相手に低い打点でボレーをさせるように心がける。

2010年1月14日木曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・16

相手が長身プレイヤーの場合・2

 典型例・ネットに出られたときロブを上げられない
 伸長の高い選手がネットに出てくると、それだけでプレッシャーがかかる

2010年1月13日水曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・15

相手が長身プレイヤーの場合・1

 長身プレイヤーは足元に欠点を持っていると言われるが、意外に上が弱い選手も多い。 試合の序盤では足元を攻めると同時に頭上の攻撃を試してみるのも手である

2010年1月12日火曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・14

相手が力任せのテニスをしてくる場合・6

対処法・スプリット・ステップを確実に行う
 スピードのあるファースト・サーブを打つ人は、ボレーの準備が遅れがちである
1.たとえサービスラインまで行かない死角であっても、相手がスウィングに入ったらスプリット・ステップを行う癖をつける
2.スプリット・ステップの基本は、行う場所ではなく、行うタイミングであることを忘れずに

2010年1月11日月曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・13

相手が力任せのテニスをしてくる場合・5

攻め方・ロー・ボレーをさせるつもりのレシーブ
1.相手のサーブが速いということは、返すだけでもレシーブにスピードがつくので、相手がネットにつく前にレシーブが返っていくことになる
2.ファースト・サーブが速い選手はロー・ボレーが下手な場合が多い。ボレーの準備が遅れるからである。

2010年1月10日日曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・12

相手が力任せのテニスをしてくる場合・4

典型例2・ファースト・サービスが強力
 力のあるタイプの選手は、ファーストサービスを思いきり打ってくる場合が多く、しかも入ると速い

2010年1月9日土曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・11

相手が力任せのテニスをしてくる場合・3

対処法・1本で決めようと考えない
 リズムの変化に対応が難しい力任せのテニスをする選手は、
1.2本で決める組み立てをいつも考える
2.打つ前にフッと息を吐いて力まないようにする
ということで、ショット1本に頼らない精神的な余裕を持つことができる

2010年1月8日金曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・10

相手が力任せのテニスをしてくる場合・2

攻め方・ある程度冒険しても速いボールを混ぜる
1.相手のリズムで打たせないために、相手のボールと同じかそれ以上のスピードボールをラリーの中に入れる
2.スピードボールをスピードボールで打ち返すのは難しいものだが、力任せに打ってくる相手は打球に変化をつけられないので、リズムを一遍に狂わせることができる

2010年1月7日木曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・9

相手が力任せのテニスをしてくる場合・1

 相手が常に100%の力で打ってくるような能動タイプの選手なら、逆に崩しやすい。相手のリズムを崩すことだけを考えてプレイすればよい

典型例1・ベースラインからバンバン打ってくる
 典型的な能動タイプの選手。自分のリズムで打っている分には手がつけられないことが多い反面、リズムを狂わされると案外もろい

2010年1月6日水曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・8

相手が非力なタイプの場合・7

対処法・サーブ&ボレーの練習を徹底する
 非力なサーバーはサーブを強化することよりも他のことを考える
1.速いレシーブに対する正確な面作り
2.足元に落とされたときのロー・ボレーの対処
といった、相手にレシーブされた後の処理をうまくすることによって、サーブは強くないけれども簡単にはゲームを取られないタイプの選手になることを目指す

2010年1月5日火曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・7

相手が非力なタイプの場合・6

攻め方・ファーストサーブを失敗させる
1.サーブが弱い相手は、ファーストサーブをなんとか入れようと考えるもの。そこで相手のファーストサーブのときに、レシーブのポジションを前に取ったり、後ろに取ったりして、相手にレシーバーとの距離感を狂わせ、ファーストサーブを崩す
2.レシーブの位置を変えることによって「相手は次に何をしてくるのか?」と常に考えさせることによってファーストサーブを崩すことにもなる

2010年1月4日月曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・6

相手が非力なタイプの場合・5

典型例2・サーブが弱い
 非力な相手はサーブに弱点を持っている場合が多い

2010年1月3日日曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・5

相手が非力なタイプの場合・4

対処法・力に力で勝負せず、相手のボールに合わせる打ち方をマスターする
 自分が非力なタイプだと思っても、悲観することはない
1.今までよりもテイクバックを小さくするよう心がける
2.スウィート・スポットでいつも打てるようにボールをよく見る
3.ガットを今までより少し緩めにして、相手の力を利用する
4.テイクバックではできるだけ力を抜き、インパクトでしっかり握るような強弱をつけたスウィングを覚える
などの方法で非力を補うことは十分に可能

2010年1月2日土曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・4

相手が非力なタイプの場合・3

攻め方・さらに効果を上げるための緩いボール
1.相手が非力な場合、非力だからこそ緩いボールを強く打つことができない
2.緩いボールを効果的に使うことによって、スピードのあるボールや回転をかけたボールがさらに有効打になる

2010年1月1日金曜日

新・相手の身体能力を見極めて勝つ方法・3

相手が非力なタイプの場合・2

典型例1・こちらが打った強いボールに対処できない
 非力な相手と対したときには、スピードのあるボールを打つことや強烈な回転をかけたボールを打つことで相手にプレッシャーをかけることができる。