2010年5月27日木曜日

新・ソフトテニスの心理学(8)

ダブルスの心理(2)

 相性がよいこと
 「相性」とは、お互いに性格がよく合うことを言う。「馬が合う」とか「意気投合する」とか言った表現がされるものである。
 ペアが成立して、すぐに何となくうまくいく場合もあれば、多少の時間が経過してもなかなかしっくりいかない場合もある。確かに、人間であれば好き嫌いもあり、性格的にも生理的にも合う人がいれば合わない人もいるのは、ごく当然のことである。しかしお互いに相性がよいと思うことは、実力を発揮していく上で大切な要素になる。
 ただ、「相性が良くない」と思っても、1+1が2以下にならないようにお互いの努力が必要なのは言うまでもない。そこに人間としての成長がある。

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