タメは推進力の土台、第1段ロケット点火直前状態・2
肩を入れる第2のタメ
もう一つの「タメ」として「状態の捻り」という要素がある。後ろ足の膝を曲げ、膝頭を斜め後ろに向けてやれば、状態は自然と軽いクローズド・スタンス同様になり、いわゆる「肩が入った状態」になる。これが第2のタメである。
膝のバネが重心移動による前への推進力なら、これは捻れを戻す回転力を増してくれるものだ。そればかりではない。グッと肩を入れることで、相手はこちらがどこに打ってくるかを読むことが、きわめて困難になる。
こちらは視覚的に印象が強いため、相手に「いかにもタメられている」という感覚を与え、プレッシャーをかける効果も大きい。
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