2008年12月5日金曜日

相手の身体能力を見極めて勝つ方法・14

相手の予測がいい場合

 相手の予測がいいということは、それは才能だから、その部分で勝負すると不利である。下手にかわすことを考えるより、「次はどうする」と決めてプレイを行うようにする

典型例・逆を突いたつもりでも待たれている
 相手が予測のいい選手である場合、どうしてもパスが抜けない、逆にパスを簡単に抜かれてしまう、という場合が多い

攻め方・フェイントを効果的に使う
 予測がいい選手というのは、視野が広く相手のショットをギリギリまで見ていられる選手である。だからそこを逆手にとって、フェイントを使ってその場所で動かず相手をハメることを考えたり、同じ構えから違う球種のボールを打つようにする

対処法・最初からコースを決めたボールを打つ
 相手を観察してプレイを行うことを基本としながらも、相手がそこを逆用してきたと感じたら、今度は相手を見ることを止めて、「決め打ち」をしてみる。相手の動きに対して受動的に動くテニスから、自分で組み立てる能動的なテニスに転換するわけである。この両者を使い分けることで、本来の受動的テニスがさらに効果的なものとなる

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