2008年10月31日金曜日

試合に強くなるために試合を観察する方法・25

技術的な特徴からみたミスや弱点の傾向
サービス

トスと一緒に膝も伸び上がる・・・・・・ネットしやすい
打点が低い・・・・・・ネットしやすい
グリップが薄すぎる・・・・・・ネット(当たりがかすれやすい)
グリップが厚すぎる・・・・・・オーバー(回転がかかりにくい)
びびって置きにきたスピン・サーブ・・・・・・オーバーしやすい
テイクバックからフォロースルーの小さいスウィング・・・・・・打ち頃のボールが来やすい

 サービスでは、先に説明したように、のびのびと滑らかに振り切れているかどうかというのが、やはり重要な見るべきポイントとなる。サービスは精神的な影響を非常に受けやすいショットなので、スウィングに無理や不安のある人ほど、緊張感が高まってきたときに振り切れなくなってくる。そうすると、威力が落ちるだけでなく、回転のかかりも悪くなり、ますます崩れていきやすいわけである。また、打点が十分に高くとれているかどうか、無駄な動きや無理な動作がないかどうかという点も良く見ておくべきだ。

 膝は、トスを上げるとともに曲げていくのが普通だが、ときどきトスを上げる動作につられて伸び上がってしまう選手がいる。そういうクセのある選手は、タメが利かないので、サーブに威力がなく安定性にも欠けると思って良いだろう。

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