前衛のやるべきことを再確認しよう・7
前衛の動き方、ボールの見方のポイント(2)
なぜ、ネットから離れれば離れるほど低めの姿勢にするのかというと、ローボレーを打たされることが多くなるからだ。逆にネットに近ければ、ネットの高さがある分相手も足元へは狙いにくいので、少々高めの姿勢でもかまわない。その場合は、ラケットもやや高めに構える。利き腕だけに頼らず、イチョウの部分に反対の手を添えて、身体とラケット面をリードしていこう。
それから、待球時の身体の向きに関しては、相手の打球者に対して「正対」する事を忘れずに。両肩を結んだ線と、打つ選手に向かう仮想戦が直角に交わればいいのだ。
2010年3月30日火曜日
新・ワンランク上の前衛になる・22
前衛のやるべきことを再確認しよう・6
前衛の動き方、ボールの見方のポイント(1)
瞬時の俊敏な動きが要求される前衛にとっては、待球姿勢をきちんととることが大切。ヒザにある程度のゆとりを持たせ、ネットに近ければ高めの姿勢、ネットから離れれば低めの姿勢をとるのが基本だ。
前衛の動き方、ボールの見方のポイント(1)
瞬時の俊敏な動きが要求される前衛にとっては、待球姿勢をきちんととることが大切。ヒザにある程度のゆとりを持たせ、ネットに近ければ高めの姿勢、ネットから離れれば低めの姿勢をとるのが基本だ。
2010年3月29日月曜日
新・ワンランク上の前衛になる・21
前衛のやるべきことを再確認しよう・5
「押し出しプレー」も心掛ける(3)
なお、動くときは「入射角と反射角の原理」を頭に入れておくこと。味方後衛が打った後でポーチボレーされたボールは、相手前衛のラケット面に対して、入った角度とほぼ同じ角度で飛んでいくのだ。
「押し出しプレー」も心掛ける(3)
なお、動くときは「入射角と反射角の原理」を頭に入れておくこと。味方後衛が打った後でポーチボレーされたボールは、相手前衛のラケット面に対して、入った角度とほぼ同じ角度で飛んでいくのだ。
2010年3月28日日曜日
新・ワンランク上の前衛になる・20
前衛のやるべきことを再確認しよう・4
「押し出しプレー」も心掛ける(2)
もちろんその時は、ただむやみに動くのではなく、相手前衛が打ちそうな方向を瞬時に予測して動くこと。打とうと思っていた方向にサッと動かれると、相手は拾われまいとして、より際どい所へ打とうとするだろう。そうすると、余計な力が入ってミスすることも増えるはずだ。少なくとも、相手のネットプレー1本で決められる可能性は低くなるし、思わぬミスでラッキーなポイントを取れることもある。もちろん間違った方向(予測違いの方向)へ動いてしまっても、全く気にする必要はない。相手前衛にしてみれば、打つ直前に動かれること自体、大変イヤなものだからだ。
「押し出しプレー」も心掛ける(2)
もちろんその時は、ただむやみに動くのではなく、相手前衛が打ちそうな方向を瞬時に予測して動くこと。打とうと思っていた方向にサッと動かれると、相手は拾われまいとして、より際どい所へ打とうとするだろう。そうすると、余計な力が入ってミスすることも増えるはずだ。少なくとも、相手のネットプレー1本で決められる可能性は低くなるし、思わぬミスでラッキーなポイントを取れることもある。もちろん間違った方向(予測違いの方向)へ動いてしまっても、全く気にする必要はない。相手前衛にしてみれば、打つ直前に動かれること自体、大変イヤなものだからだ。
2010年3月27日土曜日
新・ワンランク上の前衛になる・19
前衛のやるべきことを再確認しよう・3
「押し出しプレー」も心掛ける(1)
「押し出しプレー」とは、ラインぎりぎりなどの難しい所を相手に狙わせて、アウトやネットなどのミスを誘う方法。たとえば、相手前衛にボールが行った場合では、その選手が打つ瞬間に自分の動きを見せてやればいいだろう。
「押し出しプレー」も心掛ける(1)
「押し出しプレー」とは、ラインぎりぎりなどの難しい所を相手に狙わせて、アウトやネットなどのミスを誘う方法。たとえば、相手前衛にボールが行った場合では、その選手が打つ瞬間に自分の動きを見せてやればいいだろう。
2010年3月26日金曜日
新・ワンランク上の前衛になる・18
前衛のやるべきことを再確認しよう・2
勇気を持ってラリーのボールに近づく
いつでもテンポ良くポイントを取れればいいが、実戦では後衛同士の長い打ち合いになることが少なくない。そしてそういう時こそ前衛の力量が問われる。
つまり、このような膠着状態では、前衛がどれだけ勇気を持ってラリーのボールに近付けるかが鍵。前衛同士のポジション取りの競い合いとも言える。ミスを恐れず(実戦ではミスは付き物)に、勇気を持ってネットプレーに挑戦してほしい。気負わずに、まずは1試合につきポーチボレー3~4本、ポーチスマッシュ1本を目標にしてみよう。
勇気を持ってラリーのボールに近づく
いつでもテンポ良くポイントを取れればいいが、実戦では後衛同士の長い打ち合いになることが少なくない。そしてそういう時こそ前衛の力量が問われる。
つまり、このような膠着状態では、前衛がどれだけ勇気を持ってラリーのボールに近付けるかが鍵。前衛同士のポジション取りの競い合いとも言える。ミスを恐れず(実戦ではミスは付き物)に、勇気を持ってネットプレーに挑戦してほしい。気負わずに、まずは1試合につきポーチボレー3~4本、ポーチスマッシュ1本を目標にしてみよう。
2010年3月25日木曜日
新・ワンランク上の前衛になる・17
前衛のやるべきことを再確認しよう・1
相手後衛に嫌がられるポジションにつく
前衛の「やるべきこと」として第一に挙げられるのは、相手後衛に嫌がられるポジションにつき、相手後衛が打つボールのコースを限定させるということだ。
そうすれば、甘いボールが来やすいし、無理なストロークなど、相手のミスによってポイントを得る確率も高くなる。ただしその場合は、味方後衛が打ちにくくならないように注意。守備範囲としては、自分が全体の3分の2、味方後衛が3分の1くらいをだいたいの目安に、適切なポジションを工夫しよう。調子の良いときは、このくらいの感覚でプレーする。
相手後衛に嫌がられるポジションにつく
前衛の「やるべきこと」として第一に挙げられるのは、相手後衛に嫌がられるポジションにつき、相手後衛が打つボールのコースを限定させるということだ。
そうすれば、甘いボールが来やすいし、無理なストロークなど、相手のミスによってポイントを得る確率も高くなる。ただしその場合は、味方後衛が打ちにくくならないように注意。守備範囲としては、自分が全体の3分の2、味方後衛が3分の1くらいをだいたいの目安に、適切なポジションを工夫しよう。調子の良いときは、このくらいの感覚でプレーする。
2010年3月24日水曜日
新・ワンランク上の前衛になる・16
戦術面のポイント・8
できるだけ同じ陣形でプレーする(2)
前衛としては、まず相手後衛に打球のコースを変えさせないことを心掛けよう。相手の得意・不得意を素早く見極め、ここにしか打てないというようなパターンに持ち込むのだ。これには、かなりの根気も必要。焦らず、じっくりと攻撃していこう。
もちろん、前衛ひとりが頑張ってもうまくいかない。後衛としては、ミスをせずにラリーを最低10本くらいは続けられるようにしておきたいものだ。
できるだけ同じ陣形でプレーする(2)
前衛としては、まず相手後衛に打球のコースを変えさせないことを心掛けよう。相手の得意・不得意を素早く見極め、ここにしか打てないというようなパターンに持ち込むのだ。これには、かなりの根気も必要。焦らず、じっくりと攻撃していこう。
もちろん、前衛ひとりが頑張ってもうまくいかない。後衛としては、ミスをせずにラリーを最低10本くらいは続けられるようにしておきたいものだ。
2010年3月23日火曜日
新・ワンランク上の前衛になる・15
戦術面のポイント・7
できるだけ同じ陣形でプレーする(1)
相手の力量にもよるが、実戦では陣形を崩されることがよくある。しかし、陣形はあまり変えずに、できるだけ同じようなパターンで戦った方が有利だ。それがまた上達するための秘訣のひとつでもある。
できるだけ同じ陣形でプレーする(1)
相手の力量にもよるが、実戦では陣形を崩されることがよくある。しかし、陣形はあまり変えずに、できるだけ同じようなパターンで戦った方が有利だ。それがまた上達するための秘訣のひとつでもある。
2010年3月22日月曜日
新・ワンランク上の前衛になる・14
戦術面のポイント・6
積極的な気持ちでプレーし、相手の得意なショットを封じる(2)
また、相手の得意なショットを徹底的に封じ込むのも非常に大切なこと。どうにも手の施しようがなくなった時など、プレーヤーはどうしても得意な技術に頼りたがるが、それをあらかじめ極力封じておけば、もう自分の有利さは絶対に揺るがないはずだ。
積極的な気持ちでプレーし、相手の得意なショットを封じる(2)
また、相手の得意なショットを徹底的に封じ込むのも非常に大切なこと。どうにも手の施しようがなくなった時など、プレーヤーはどうしても得意な技術に頼りたがるが、それをあらかじめ極力封じておけば、もう自分の有利さは絶対に揺るがないはずだ。
2010年3月21日日曜日
新・ワンランク上の前衛になる・13
戦術面のポイント・5
積極的な気持ちでプレーし、相手の得意なショットを封じる(1)
当然のことだが、ワンランク上の前衛を目指すなら、常に積極的な気持ちを忘れてはならない。この積極性が、威力のあるポーチボレーやスマッシュ等に必ず結びつくし、何よりも攻撃的な姿勢は、相手を威圧することにつながるものだ。相手に自分の姿を見せつけて、1ゲームぐらいは「自分1人の力で取る」くらいの意気込みでプレーしてもいいだろう。
積極的な気持ちでプレーし、相手の得意なショットを封じる(1)
当然のことだが、ワンランク上の前衛を目指すなら、常に積極的な気持ちを忘れてはならない。この積極性が、威力のあるポーチボレーやスマッシュ等に必ず結びつくし、何よりも攻撃的な姿勢は、相手を威圧することにつながるものだ。相手に自分の姿を見せつけて、1ゲームぐらいは「自分1人の力で取る」くらいの意気込みでプレーしてもいいだろう。
2010年3月20日土曜日
新・ワンランク上の前衛になる・12
戦術面のポイント・4
波状攻撃などに挑戦(2)
また、相手をどんどん追い込んでいくのも有効な手段。まず試合の序盤でラリーをたくさんやって(相手に積極的に打たせて)、手の内をすべてさらけ出してもらうのだ。このとき自分の方は、全力で向かわなくてもいい。6割から7割の力で十分だ(もちろんこちらも作戦を立てての対応である)。弱いペアほど「先行息切れ」のパターンに陥りやすい。この方法で、ゲームを重ねるにつれて、じわじわと相手を追いつめていってみよう。
波状攻撃などに挑戦(2)
また、相手をどんどん追い込んでいくのも有効な手段。まず試合の序盤でラリーをたくさんやって(相手に積極的に打たせて)、手の内をすべてさらけ出してもらうのだ。このとき自分の方は、全力で向かわなくてもいい。6割から7割の力で十分だ(もちろんこちらも作戦を立てての対応である)。弱いペアほど「先行息切れ」のパターンに陥りやすい。この方法で、ゲームを重ねるにつれて、じわじわと相手を追いつめていってみよう。
2010年3月19日金曜日
新・ワンランク上の前衛になる・11
戦術面のポイント・3
波状攻撃などに挑戦(1)
ポイントを挙げるための方法はいろいろある。たとえば波状攻撃。これは、積極的にどんどん責め立てていって、ポイントにつなげるやり方。積極的にポーチに出る、中途半端なロブは迷わずスマッシュで決めにいくなど、とにかく思い切りの良さが必要になる。前述の「苦しい状況の中で生まれたチャンスを逃さず逆襲していく」のとは、ちょうど逆のタイプの方法だ。
波状攻撃などに挑戦(1)
ポイントを挙げるための方法はいろいろある。たとえば波状攻撃。これは、積極的にどんどん責め立てていって、ポイントにつなげるやり方。積極的にポーチに出る、中途半端なロブは迷わずスマッシュで決めにいくなど、とにかく思い切りの良さが必要になる。前述の「苦しい状況の中で生まれたチャンスを逃さず逆襲していく」のとは、ちょうど逆のタイプの方法だ。
2010年3月18日木曜日
新・ワンランク上の前衛になる・10
戦術面のポイント・2
相手の攻めに耐えて逆襲する(2)
もちろん、その下地となるのはコンビネーションの確立だ。自分が、あるいはパートナーが、相手の厳しい攻めに対して耐え、そして苦しい状況の中で生まれたチャンスボールを逃さず逆襲していくことが、何よりも大切。上級者ほど一瞬で、ピンチをチャンスに変えることができる。
相手の攻めに耐えて逆襲する(2)
もちろん、その下地となるのはコンビネーションの確立だ。自分が、あるいはパートナーが、相手の厳しい攻めに対して耐え、そして苦しい状況の中で生まれたチャンスボールを逃さず逆襲していくことが、何よりも大切。上級者ほど一瞬で、ピンチをチャンスに変えることができる。
2010年3月17日水曜日
新・ワンランク上の前衛になる・9
戦術面のポイント・1
相手の攻めに耐えて逆襲する(1)
戦術面に関しては、まず相手の選手が「どこへ」「どんなボールを」「どんなタイミングで打ってくるか」を素早く予測すること。これは慣れていないとなかなか難しいことなのだが、練習や試合の中で、次の1打の読みに磨きをかけていく。素早く瞬間的に動かなくてはならない前衛にとっては、この予測はなくてはならないものだ。
相手の攻めに耐えて逆襲する(1)
戦術面に関しては、まず相手の選手が「どこへ」「どんなボールを」「どんなタイミングで打ってくるか」を素早く予測すること。これは慣れていないとなかなか難しいことなのだが、練習や試合の中で、次の1打の読みに磨きをかけていく。素早く瞬間的に動かなくてはならない前衛にとっては、この予測はなくてはならないものだ。
2010年3月16日火曜日
新・ワンランク上の前衛になる・8
技術面のポイント・8
体の動きでボールをさばく(2)
特に、相手からのボールが体の正面に来たときなどは、よりしなやかな体のこなしが必要。実戦では体の正面を狙われやすいからだ。飛んでくるボールの軌道から体をさっとそらせて、ラケットは決して振り回さず、面を作って柔らかく返すように心がけること(半身の捕球体勢で、ラケットに添えていた手を最後に離す)。
体の動きでボールをさばく(2)
特に、相手からのボールが体の正面に来たときなどは、よりしなやかな体のこなしが必要。実戦では体の正面を狙われやすいからだ。飛んでくるボールの軌道から体をさっとそらせて、ラケットは決して振り回さず、面を作って柔らかく返すように心がけること(半身の捕球体勢で、ラケットに添えていた手を最後に離す)。
2010年3月15日月曜日
新・ワンランク上の前衛になる・7
技術面のポイント・7
体の動きでボールをさばく(1)
ネットプレー、特にボレーは、体の動きでボールをさばくこと、これが大事だ。利き腕とラケットの動きだけで打っている人がよくいるが、これではレベルアップは望めない。ラケットはある程度固定しておき(大きく動かさず)、体をしなやかに動かして、速いテンポのネットプレーに対応していこう。
体の動きでボールをさばく(1)
ネットプレー、特にボレーは、体の動きでボールをさばくこと、これが大事だ。利き腕とラケットの動きだけで打っている人がよくいるが、これではレベルアップは望めない。ラケットはある程度固定しておき(大きく動かさず)、体をしなやかに動かして、速いテンポのネットプレーに対応していこう。
2010年3月14日日曜日
新・ワンランク上の前衛になる・6
技術面のポイント・6
門を狙って打つ
門を狙って打つ - 要するに、相手ペアの間をめがけて打つということだ。しかし、上達のためには必要不可欠なこのことが、意外とできていない場合が多い。相手前衛に取られるのを恐れて、どうしても狙えないようなのだ。だが、理にかなったこの鉄則を使わない手はない。相手2人の間に打てば、間を抜けてその1本で決まる可能性も高いし、角度をつけてサイドへ打つよりも、次の1本に対する守りが楽だからだ。レベルが高くなればなるほど、あえて狭き門を狙ってくるもの。門が狭くても思い切りよく打って決められるかどうかが、中級者と上級者の違いのひとつと言えるだろう。
門を狙って打つ
門を狙って打つ - 要するに、相手ペアの間をめがけて打つということだ。しかし、上達のためには必要不可欠なこのことが、意外とできていない場合が多い。相手前衛に取られるのを恐れて、どうしても狙えないようなのだ。だが、理にかなったこの鉄則を使わない手はない。相手2人の間に打てば、間を抜けてその1本で決まる可能性も高いし、角度をつけてサイドへ打つよりも、次の1本に対する守りが楽だからだ。レベルが高くなればなるほど、あえて狭き門を狙ってくるもの。門が狭くても思い切りよく打って決められるかどうかが、中級者と上級者の違いのひとつと言えるだろう。
2010年3月13日土曜日
新・ワンランク上の前衛になる・5
技術面のポイント・5
ローボレーの強化(3)
そしてローボレーを打った後はネットの前で相手に「姿を見せる」すなわち動きを見せることが大切。動くことによって、相手前衛の足を止めたり、後衛にいろいろと考えさせて迷わせたり、打つコースを狭めさせたりするのだ。なお、後衛(自分のパートナー)が短いボールなどによってやむを得ず前に引っ張り出された場合は、とことんつないでいくこと。ネットプレーの不得意な後衛が無理に決めに行こうとしても、ミスをしやすい。ラリーに持ち込み、機を見てベースラインに戻り、本来の陣形で勝負しよう。
ローボレーの強化(3)
そしてローボレーを打った後はネットの前で相手に「姿を見せる」すなわち動きを見せることが大切。動くことによって、相手前衛の足を止めたり、後衛にいろいろと考えさせて迷わせたり、打つコースを狭めさせたりするのだ。なお、後衛(自分のパートナー)が短いボールなどによってやむを得ず前に引っ張り出された場合は、とことんつないでいくこと。ネットプレーの不得意な後衛が無理に決めに行こうとしても、ミスをしやすい。ラリーに持ち込み、機を見てベースラインに戻り、本来の陣形で勝負しよう。
2010年3月12日金曜日
新・ワンランク上の前衛になる・4
技術面のポイント・4
ローボレーの強化(2)
もちろん深さだけでなく、コースを狙っていければそれに越したことはない。基本は、相手のベースラインを3分割したその内側に打つこと。自分から見て後衛が左寄りにいる場合は、左3分の1の内側付近を狙っていこう。こうすれば、次に角度のついたボールは返ってこないので、非常に守りやすいのだ。コーナーなど、サイド寄りに打ってしまうと、角度をつけて切り返されやすいので注意。
ローボレーの強化(2)
もちろん深さだけでなく、コースを狙っていければそれに越したことはない。基本は、相手のベースラインを3分割したその内側に打つこと。自分から見て後衛が左寄りにいる場合は、左3分の1の内側付近を狙っていこう。こうすれば、次に角度のついたボールは返ってこないので、非常に守りやすいのだ。コーナーなど、サイド寄りに打ってしまうと、角度をつけて切り返されやすいので注意。
2010年3月11日木曜日
新・ワンランク上の前衛になる・3
技術面のポイント・3
ローボレーの強化(1)
レベルの高い相手との試合では、ネットから離れたポジションでローボレーを打たされることが多い。サービスライン付近で低いボールをうまく打てるかどうかが、ポイントの行方、そして試合の行方を大きく左右すると言ってもいいだろう。ローボレーを打つときに注意すべきなのは、コースよりも深さである。相手のベースライン近くに順回転のボールを送れば、高めに弾んで伸びていくので、相手を後方へ追いやることができ、すぐ次に攻撃されることはまずない。
ローボレーの強化(1)
レベルの高い相手との試合では、ネットから離れたポジションでローボレーを打たされることが多い。サービスライン付近で低いボールをうまく打てるかどうかが、ポイントの行方、そして試合の行方を大きく左右すると言ってもいいだろう。ローボレーを打つときに注意すべきなのは、コースよりも深さである。相手のベースライン近くに順回転のボールを送れば、高めに弾んで伸びていくので、相手を後方へ追いやることができ、すぐ次に攻撃されることはまずない。
2010年3月10日水曜日
新・ワンランク上の前衛になる・2
技術面のポイント・2
大きく動きながらのストロークを完璧に(2)
したがって前衛であっても、サーブはもちろん、ストローク力の強化が不可欠。特に大事なのは、大きく動きながら(走りながら)のストロークだ。実戦では、前後左右、さまざまな方向へ動きながら打たなければならない。このようなランニングショットは、軸足に体重を乗せにくいので、通常のストロークよりやや難しいかも知れないが、ラケットヘッドを下げてからインパクト面を作るように心がければ、手首のゆとりができ、ドライブ回転(順回転)の安定したボールが打てる。
大きく動きながらのストロークを完璧に(2)
したがって前衛であっても、サーブはもちろん、ストローク力の強化が不可欠。特に大事なのは、大きく動きながら(走りながら)のストロークだ。実戦では、前後左右、さまざまな方向へ動きながら打たなければならない。このようなランニングショットは、軸足に体重を乗せにくいので、通常のストロークよりやや難しいかも知れないが、ラケットヘッドを下げてからインパクト面を作るように心がければ、手首のゆとりができ、ドライブ回転(順回転)の安定したボールが打てる。
2010年3月9日火曜日
新・ワンランク上の前衛になる・1
技術面のポイント・1
大きく動きながらのストロークを完璧に(1)
「自分は前衛だから」といって、ネットプレーだけを練習していてはいけない。前衛・後衛と役割は決まっているが、高いレベルを目指すなら、基本的にすべてのショットをこなさなければならない。
大きく動きながらのストロークを完璧に(1)
「自分は前衛だから」といって、ネットプレーだけを練習していてはいけない。前衛・後衛と役割は決まっているが、高いレベルを目指すなら、基本的にすべてのショットをこなさなければならない。
2010年3月8日月曜日
新・タメを生み出すポジション取り・18
タメを作るには何をすれば良いか・8
どこへ移動すれば良いのか(2)
だが、完全な位置を知ることはできなくても、相手がボールを打つ位置から自分のコートに入れてくるためには、どのコースで飛んでくる確率が一番高いかを計算すれば、だいたいどこで待ち構えているのが効果的かを知ることができる。ボールが飛んでくると予測される範囲の中央にいるのが、ベスト・ポジションということになる。
相手が打ってくるであろう位置をあらかじめ計算し、そこに早く移動して待ち構える。これこそが、余裕を作り、十分なタメを生み出すコツなのである。
どこへ移動すれば良いのか(2)
だが、完全な位置を知ることはできなくても、相手がボールを打つ位置から自分のコートに入れてくるためには、どのコースで飛んでくる確率が一番高いかを計算すれば、だいたいどこで待ち構えているのが効果的かを知ることができる。ボールが飛んでくると予測される範囲の中央にいるのが、ベスト・ポジションということになる。
相手が打ってくるであろう位置をあらかじめ計算し、そこに早く移動して待ち構える。これこそが、余裕を作り、十分なタメを生み出すコツなのである。
2010年3月7日日曜日
新・タメを生み出すポジション取り・17
タメを作るには何をすれば良いか・7
どこへ移動すれば良いのか(1)
相手が打ち込んでくるボールを待ち構えるといっても、どこで待てばいいのだろう。「ボールを打った後は必ず自分のポジションに戻れ」と教えられた経験は誰しも持っているだろうが、はたして本当にそれだけで十分だろうか。
もしも、相手が打ち返してくるコースが分かっていたとしても、自分のポジションに戻らなければならないのだろうか。そんなことはないはずだ。分かっているなら最初からそのポイントへ走っていけば良い。「そんなことできるはずないやないか」と思う人もいるだろう。
どこへ移動すれば良いのか(1)
相手が打ち込んでくるボールを待ち構えるといっても、どこで待てばいいのだろう。「ボールを打った後は必ず自分のポジションに戻れ」と教えられた経験は誰しも持っているだろうが、はたして本当にそれだけで十分だろうか。
もしも、相手が打ち返してくるコースが分かっていたとしても、自分のポジションに戻らなければならないのだろうか。そんなことはないはずだ。分かっているなら最初からそのポイントへ走っていけば良い。「そんなことできるはずないやないか」と思う人もいるだろう。
2010年3月6日土曜日
新・タメを生み出すポジション取り・16
タメを作るには何をすれば良いか・6
早い移動を実現するには…
では、早く移動するにはどうすれば良いか。自分がボールを打った後、打球を見ながらボーッとしていることなく、すぐに次の打球に備えて動き出すことがもっとも肝心だ。ブロック予選レベルの選手の中には、自分が打ったボールの行方をジーッと見ている人も多いが、これではいつまでたってもタメのあるフォームを身につけることはできない。ボールを打った瞬間から次の打球位置に素早く移動することを考え、相手が打ち込んでくるボールを待ち構えていれば、時間的余裕がしっかりしたタメを作り出してくれる。
早い移動を実現するには…
では、早く移動するにはどうすれば良いか。自分がボールを打った後、打球を見ながらボーッとしていることなく、すぐに次の打球に備えて動き出すことがもっとも肝心だ。ブロック予選レベルの選手の中には、自分が打ったボールの行方をジーッと見ている人も多いが、これではいつまでたってもタメのあるフォームを身につけることはできない。ボールを打った瞬間から次の打球位置に素早く移動することを考え、相手が打ち込んでくるボールを待ち構えていれば、時間的余裕がしっかりしたタメを作り出してくれる。
2010年3月5日金曜日
新・タメを生み出すポジション取り・15
タメを作るには何をすれば良いか・5
早い準備をするには…(2)
ならば動き始めを早くする方が正解だ。早く次の打球体勢の準備を始めるのだ。要するに、早く次の打点へ移動すれば、準備するための時間を確実に延ばすことができる。
打球動作の中で早い時期にタメを作るのみならず、その打球動作に入ること自体を早めてしまう。これで次の打点へ早く移動することができる。
早い準備をするには…(2)
ならば動き始めを早くする方が正解だ。早く次の打球体勢の準備を始めるのだ。要するに、早く次の打点へ移動すれば、準備するための時間を確実に延ばすことができる。
打球動作の中で早い時期にタメを作るのみならず、その打球動作に入ること自体を早めてしまう。これで次の打点へ早く移動することができる。
2010年3月4日木曜日
新・タメを生み出すポジション取り・14
タメを作るには何をすれば良いか・4
早い準備をするには…(1)
さらに解き進んでみれば、自分がボールを打ってから次の打球を打つまでの限られた時間の中で、いかにして余裕を作っていくかが課題となってくる。
この答は簡単にはじき出せる。つまり、与えられた時間の中で動き始めを早めるか、終わりをさらに遅くするかだ。終わりを遅くするのはうんと下がって打てばいいことだが、攻撃的な打球は打てないし、相手にも十分すぎるほどの時間を与えてしまう。
早い準備をするには…(1)
さらに解き進んでみれば、自分がボールを打ってから次の打球を打つまでの限られた時間の中で、いかにして余裕を作っていくかが課題となってくる。
この答は簡単にはじき出せる。つまり、与えられた時間の中で動き始めを早めるか、終わりをさらに遅くするかだ。終わりを遅くするのはうんと下がって打てばいいことだが、攻撃的な打球は打てないし、相手にも十分すぎるほどの時間を与えてしまう。
2010年3月3日水曜日
新・タメを生み出すポジション取り・13
タメを作るには何をすれば良いか・3
時間的余裕を生むには…
ならば時間的余裕を持たせるためにはどうすれば良いのか。簡単に言えば、「準備を早くする」ということだ。タメられない人というのは、ボールが出てきたときには膝が伸び切っていて、ネットを越えてきたあたりから動作を始めるので、あわててラケットを振ることになってしまう。これではタメを作るどころか振り遅れてしまう。自分のスウィングに間を作ってやるには、相手の打球に合わせて膝を曲げておき、早くから打球動作の準備をしておかなければならない。
時間的余裕を生むには…
ならば時間的余裕を持たせるためにはどうすれば良いのか。簡単に言えば、「準備を早くする」ということだ。タメられない人というのは、ボールが出てきたときには膝が伸び切っていて、ネットを越えてきたあたりから動作を始めるので、あわててラケットを振ることになってしまう。これではタメを作るどころか振り遅れてしまう。自分のスウィングに間を作ってやるには、相手の打球に合わせて膝を曲げておき、早くから打球動作の準備をしておかなければならない。
2010年3月2日火曜日
新・タメを生み出すポジション取り・12
タメを作るには何をすれば良いか・2
タメを作るには…
いくら早く打球体勢に入れといっても、あわててラケットを引くようではタメはできない。バタバタと準備していては、かえって気持ちに焦りを生じる。タメを作るには、身体の動きに時間的余裕を持たせることが必要なわけだ。
タメを作るには…
いくら早く打球体勢に入れといっても、あわててラケットを引くようではタメはできない。バタバタと準備していては、かえって気持ちに焦りを生じる。タメを作るには、身体の動きに時間的余裕を持たせることが必要なわけだ。
2010年3月1日月曜日
新・タメを生み出すポジション取り・11
タメを作るには何をすれば良いか・1
よく「君はタメがないからもっとタメて」と言われる人にとって、いったい何がタメで、どうすればタメられるかわからない場合も多い。「タメ」を作るには、まずどうすれば良いのか。
よく「君はタメがないからもっとタメて」と言われる人にとって、いったい何がタメで、どうすればタメられるかわからない場合も多い。「タメ」を作るには、まずどうすれば良いのか。
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